BLOG ブログ

子どもがいる男が離婚を決断した理由とは

不動産の話しばかりしていても飽きてしまうので、今回は離婚に対しての僕なりの考えや、実際に離婚を考えた理由などを、なんとなくタラタラと書き連ねてみようかと思います。離婚を推奨するわけでもなく、かと言って踏みとどまらせようという気もないので、ゆる~く読んでいただければ。

1. 離婚の原因っていろいろありますよね

「離婚」をキーワードにしてネット検索をするとたくさんのサイトがヒットします。比較的弁護士系のサイトが多い感じもしますが、まぁ仕事柄ということもあるんでしょうね。迂闊に相談すると結構な金額を請求されるようなので、気を付けてくださいね。

離婚の原因もいろいろありますが、僕が思う離婚原因を書いていきます。

1-1 離婚の原因に100対0はない

タイトルのままですが、実際に離婚の原因に「相手が100%悪い」ってことは無いと思っています。

DVや浮気、浪費やギャンブルなどが離婚原因の上位にランクされる定番ですが、「そんな相手を選んだあなたにも責任があるんじゃない?」っていうのが僕の考えです。

ある日突然拉致られて、「俺と(私と)結婚しろっ!」なんて形で結婚した人なんていないと思うんですよ。(いたらごめんなさいね)

なにかのタイミングで出会って、デートして、告白されて付き合うようになって、それからの結婚じゃないです?であるならば、そのあいだに相手を見極める時間もあったはずだし、見極められなかった自分にも何かしらの責任はあると思うんです。

気心の知れた仲間内の笑い話程度であれば全然問題ないと思いますが、男女ともども、離婚した相手の事を悪く言うのは控えた方がいいのかなと。吐いた毒を吸わされるのも結構ツライものです。

1-2 なんだかんだ言って「性格の不一致」は鉄板

離婚原因のド鉄板は「性格の不一致」です。どのサイトを見ても絶対と言ってもいいほど1位です。

でも、違う環境で育ってきた他人同士がひとつ屋根の下で生活をすれば「不一致」があって当然。100%マッチしたとしたら、そっちの方が気持ち悪くないです?

ただ、「性格の不一致」の厄介なところは、浮気やDV、ギャンブルみたいに分かりやすくないんですよね。日常生活のいろんな部分でのちょっとした感覚の違いが長い年月をかけてチリツモで大きくなっていって、ある日突然「あぁ~、もうこんなヤツとは一緒に暮らしてけんっ!」って爆発しちゃう感じです。

実際に、僕が離婚を決断したのも、「これっ」っていう特段の理由があるわけでもなく、「あれもこれも全部イヤっ!」って感じですから。

恐らく、未来永劫、離婚原因の1位は「性格の不一致」です。

2. 子どもがいる男が離婚を決意した理由

いろいろな理由が重なって離婚を決意したのですが、もう少し詳しく書いていきます。

2-1 育ってきた環境にも関係あるかも

僕が中学1年の時に両親が離婚して、それ以降は母親に育てられてきました。

僕の母親は、しっかりした人というか、あっさりした人というか、その辺の下手な父親よりも頼りになるスゴイ人でした。今でも頭が上がりません。

基本的には放任主義の無干渉。よっぽどのことがない限り口うるさく言うことはありませんでした。そして、口を出すことはしない代わりに、「自分のことは自分でしなさい」と躾けられてきました。

おかげで炊事・洗濯・掃除などは一通りこなせるようにはなり、今となっては感謝のしようがありません。

2-2 結婚して思ったこと

そんな感じで躾けされてきた僕ですが、結婚する前にも結婚している間も、自分一人ではできないなと思うことはありました。

1. 幼少期の子育て
2. セックス
3. 会話

この3つの事は自分一人ではできない自覚はありまします。特に幼少期の子育てに関しては、「女ってスゴイなぁ」と思わされることがたくさんあって、この部分は嫁に感謝ですね。

でも、「自分のことは自分で」と躾けされてきたため、嫁と一緒に暮らしていく中で「えっ?」「なんで?」と思うようなことも恐らく他の男の人よりは多くあって、それらが「1-2 なんだかんだ言って「性格の不一致」は鉄板」で書いたようにチリツモになっていったのかなと思います。

2-3 どんな理由で離婚を決意したのか

自分一人ではできない3項目ですが、「1. 幼少期の子育て」は子どもは成長するので当然ですがなくなります。「2. セックス」に関しても、まぁこれはどの夫婦でも同じではないでしょうか。いつかはなくなるものです。

問題は「3. 会話」です。言い換えれば「コミュニケーション」かもしれません。

ある時、嫁が決定的な一言を僕に向かって言いました。嫁の性格を考えると、十中八九確信犯的にその言葉を言ったと思っています。

その瞬間に「あっ、こいつとこの先一緒に暮らしても意味がないな」と強く思い、離婚することを決意しました。

「会話」「コミュニケーション」って大事ですよ。これが無かったら一人でいるのと変わりませんからね。

離婚を避けたいのであれば、しっかりと会話をしてください。できれば相手の目を見ての会話がいいです。「おはよう」「行ってきます」「ただいま」こんな挨拶も大事かなと思います。

逆に、離婚をしたいのであれば、とことん会話を避けるようにすれば離婚は一歩一歩近づいてきてくれます。

離婚なんて案外簡単な理由で決まるもんですよ。

3. 子どものことはどう考えたのか

親権をほぼ間違いなく持って行かれる男の側としては、子どものことはいろいろ考えるみたいです。

3-1 親権に関してはあまり関心がなかった

お金の問題だけクリアできれば、離婚に関してこじれる事はないだろうなとの予測もあったので、親権に関しては特に考えることもありませんでした。娘は嫁に、息子は僕についてくるかなぁと漠然と考えていました。

娘はある程度の年齢だったので、なんとなく夫婦仲が上手くいっていないのは察知していたかもしれません。息子に関しては、「〇〇の時期までは言わないでほしい」と嫁に言われていたので、僕の方からは特になにもせずにしました。

3-2 嫁のいやらしいやり方に幻滅しました

時期が来て、息子に「パパとママは離婚することになったんだけど、どっちと暮らしたい?」って聞いたら、「ママっ!」即答ですわ。こちらの「暮らしたい?」のセリフに被せるぐらいのスピードで。

その瞬間「こいつ、やりやがったな」です。僕には何も言わないでと言っておきながら、自分はいろいろと画策してたんでしょうね。

まぁでも、成人前の子どもは母親と一緒の方がいろいろと安心できるのかなとも思いますし、結果オーライと考えてはいます。

3-3 子どもとも関係性はどうなのか

「離婚したら子どもに会えないから寂しい」との意見も見受けられますが、正直に言って、寂しいと思う気持ちはあまりないです。

僕の仕事が土日休みではないため、一緒に暮らしている間もあまり子どもと一緒に出掛けることもなく、結果として家にいる時間も「母+子ども」と「父」みたいな感じで、なんとなく一人取り残されたような気持でいたからかもしれません。

それに、高校生や大学生、ましてや社会人になってしまえば、どこの家庭のお父さんでもそんな感じになりません?嫁に対してのイライラが子どもに伝染していることもありましたし、時々しか会えなくなった今の方が自分としてはニュートラルな気持ちで会えるので、特に不都合は感じていないです。

会える時に会って、ご飯でも食べて、別れ際にお小遣いをあげる。そんなゆる~い感じでお付き合いさせてもらってます。

これは、完全に個人差があるので、あまり参考にならないかもしれませんね。

まとめ

なんとなく、ゆる~い感じで、僕なりに考える離婚の原因や、自分自身が離婚に至った経緯を書き連ねてきました。

不動産の仕事を長くやっていると、男女問わずバツイチの方にお会いする機会がたくさんあります。

再婚した人、結婚はせずにお付き合いしている状態の人、気ままに1人で暮らしている人。いろいろな状態の方がいますが、みなさんなんだかんだ言って楽しそうにしています。

最初にも書きましたが、離婚を推奨する気はありません。子どもがいる人は子どものことを考えるとなかなか決断することもできないかもしれません。

「どうしようかなぁ」と悩んだ時には、ゆる~く相談にのりますのでメールでも電話でもご連絡ください。ちょっとは気が晴れるかもしれないですよ。



この記事を書いた人


 エイチ・コーポレーション 代表:林  裕 地


【経 歴】
住宅リフォームの営業を経て不動産売買仲介会社に転職。エイチ・コーポレーションを平成26年に開業。

結婚のタイミングで新築マンションを購入。その後の子育てや離婚、マンションの売却を経ての中古マンション購入など、実体験に基づいての様々なご提案ができます。

保有資格:宅地建物取引士/ファイナンシャルプランナー/福祉住環境コーディネーター など

CONTACT
お問い合わせ

離婚時の不動産売却なら
エイチ・コーポレーションへ