離婚がらみの仕事をしていると、いろいろなブログを見る機会が増えてきます。そんなブログの中で「終わってる夫婦の特徴とは?」的なブログが目に入り読んでみると、離婚経験者の観点からも面白い内容のものも見受けられます。今回は、そんなブログを参考にしながらも、離婚経験者自らが思う「終わってる夫婦」に関してタラタラと書き連ねていきます。
1. どうして夫婦は終わってしまうのか
燃え上がるような恋愛であったり、穏やかな恋愛感情であったり。一目惚れであったり、じわじわと育った感情であったり。憎かったり、嫌いな相手と結婚するわけはなく、少なくとも一瞬は「この人と添い遂げよう」と思って結婚をしたはずなのに、どうして離婚してしまうのでしょう?
1-1 愛が冷めた
いちばん単純な理由です。愛はいつか冷めるものです。
では、長く続く夫婦は、この「愛」が持続してるのでしょうか。
「空気のような存在」って言葉があるように、相手の存在を意識しなくなると長く一緒に暮らしていけるのかなと思う部分もあります。
でも、そうやって「意識しない人」と一緒に暮らしていて楽しいのかな?と思う部分もあります。
一緒に暮らしているのであれば、「なにしてるのかな?」とか、ふとした事を話してみたりするのが楽しいと思うんです。
「愛」までの感情ではなくても、少なくとも「好き」って感情は持ち続けたいなと。
「愛してる」から「好き」へと、うまく感情を変化させられなかった夫婦は終わっていくのかなと思います。
では、長く続く夫婦は、この「愛」が持続してるのでしょうか。
「空気のような存在」って言葉があるように、相手の存在を意識しなくなると長く一緒に暮らしていけるのかなと思う部分もあります。
でも、そうやって「意識しない人」と一緒に暮らしていて楽しいのかな?と思う部分もあります。
一緒に暮らしているのであれば、「なにしてるのかな?」とか、ふとした事を話してみたりするのが楽しいと思うんです。
「愛」までの感情ではなくても、少なくとも「好き」って感情は持ち続けたいなと。
「愛してる」から「好き」へと、うまく感情を変化させられなかった夫婦は終わっていくのかなと思います。
1-2. 「愛さえあればお金なんて」は幻想
「世の中お金が全て」みたいな拝金主義という意味ではなく、生きていくうえで必要なお金がないと色々な不都合が出てきて、結果的に終わっていってしまうのかなって意味です。
ご飯を食べるにも、子どもを育てるにも、遊びに行くにも、買い物をするにも、生きていくためにはお金が必要です。
アリとキリギリスではないですが、将来に備えて質素倹約に生きていくタイプと、「なんとかなるんじゃない?」って楽観的に生きていくタイプでは、意見がぶつかることも多々あるでしょう。
どちらの生き方が正しいかは死んでみなければ分かりませんが、金銭感覚の違いは一緒に生きていく上では結構厄介な問題だと思います。
指に刺さったトゲのように、今すぐ大きな問題になることはなくても、ふとした瞬間に気になってしまい、終わりに向けてのステップになるような気がします。
ご飯を食べるにも、子どもを育てるにも、遊びに行くにも、買い物をするにも、生きていくためにはお金が必要です。
アリとキリギリスではないですが、将来に備えて質素倹約に生きていくタイプと、「なんとかなるんじゃない?」って楽観的に生きていくタイプでは、意見がぶつかることも多々あるでしょう。
どちらの生き方が正しいかは死んでみなければ分かりませんが、金銭感覚の違いは一緒に生きていく上では結構厄介な問題だと思います。
指に刺さったトゲのように、今すぐ大きな問題になることはなくても、ふとした瞬間に気になってしまい、終わりに向けてのステップになるような気がします。
1-3 信頼できなくなるとアウトかな
「信用」と「信頼」って似たような言葉ですが、このブログを書くにあたって気になったので調べてみたところ、どうやらこんな感じの違いらしいです。
分かったような分からないような、微妙な感じです。自分なりに解釈してみると
例えば、付き合っている時には浮気をすることもなく優しかった人が、結婚してから浮気をしたりすると「そんなことする人とは思っていなかったのに、裏切られた」となり、信用を無くして、信頼できなくなるって感じですかね。
ギャンブルはしなかった人がするようになったり、優しかった人がモラハラやDVになったり。倹約家・節約家だった人が浪費家になったり。
将来を一緒に生きていこうと思っていた人に対して「あっ!この人ってこんな人だったんだ」って感情を持ってしまうと、男女問わず、なかなか修復するのは難しいのかなと思います。
分かったような分からないような、微妙な感じです。自分なりに解釈してみると
例えば、付き合っている時には浮気をすることもなく優しかった人が、結婚してから浮気をしたりすると「そんなことする人とは思っていなかったのに、裏切られた」となり、信用を無くして、信頼できなくなるって感じですかね。
ギャンブルはしなかった人がするようになったり、優しかった人がモラハラやDVになったり。倹約家・節約家だった人が浪費家になったり。
将来を一緒に生きていこうと思っていた人に対して「あっ!この人ってこんな人だったんだ」って感情を持ってしまうと、男女問わず、なかなか修復するのは難しいのかなと思います。
2. ホントに終わってる夫婦の特徴
「こんな状態になると終わってます」とか、「終わってる夫婦はこんなサインだしてます」なんてブログもあって色々と書かれていますが、自分の経験に照らし合わせるとちょっとピントがずれてる感じがするので、僕が思う限りでの特徴を書いていきます。
2-1 ケンカをしない
「常にケンカしてる」とか「同じ原因で何度もケンカする」とか書いているブログもありますが、ケンカをする夫婦はまだ修復の可能性はあるんじゃないかと。
ホントに相手のことがキライになったらケンカをするのもめんどくさいはずです。だって、口を利きたくないですもん。
以前はケンカをしていたのに最近はケンカをしなくなったのは、決していい傾向ではなく、より一層に離婚に近づいたと思ってもらっていいと思います。
ホントに相手のことがキライになったらケンカをするのもめんどくさいはずです。だって、口を利きたくないですもん。
以前はケンカをしていたのに最近はケンカをしなくなったのは、決していい傾向ではなく、より一層に離婚に近づいたと思ってもらっていいと思います。
2-2 つねに距離をとる
家の間取りの問題や子どもの手前、夫婦の寝室を別にできないケースもあるでしょう。そんな場合でも、リビングとダイニングで離れて過ごすとか、休日も別々で行動するとか、相手の予定を知らないとか。いろいろな意味での「距離をとる」ようになると、離婚が近づいてきますね。
もっと言えば、顔を見ないとか、視線が合わない、なんて状況は結構末期と思います。なぜなら、相手の顔を見るだけで腹がたって気分が悪くなるため、お互いが無意識に(ある意味、意識的に?)相手の存在を無視している状態だからです。
「視線が合わない」は、終わってる夫婦の典型的な特徴だと言えます。
もっと言えば、顔を見ないとか、視線が合わない、なんて状況は結構末期と思います。なぜなら、相手の顔を見るだけで腹がたって気分が悪くなるため、お互いが無意識に(ある意味、意識的に?)相手の存在を無視している状態だからです。
「視線が合わない」は、終わってる夫婦の典型的な特徴だと言えます。
2-3 相手がいないとホッとする
出張で2・3日留守にする時に浮気を疑ったなんてことは遠い過去。2・3日と言わず、1週間でも2週間でも。なんなら3年ぐらいの単身赴任をしてくれたらと願うようになったら、確実に末期です。
単身赴任が終わって帰ってきたとか、定年して日中も家にいるようになったらとか。そうなった時にストレスを感じるのも危ない傾向ですね。
単身赴任が終わって帰ってきたとか、定年して日中も家にいるようになったらとか。そうなった時にストレスを感じるのも危ない傾向ですね。
2-4 離婚後の生活を空想する
3. 終わった夫婦のたどり着く先は
自分自身の体験から、「夫婦として終わってるな」と感じる特徴を書いてきました。
どうですか?ご自身に当てはまる特徴はありましたか?
夫婦として終わってると感じた場合、その先はどう進んでいくのでしょう。
どうですか?ご自身に当てはまる特徴はありましたか?
夫婦として終わってると感じた場合、その先はどう進んでいくのでしょう。
3-1 離婚して別々の人生を歩んでいく
「終わってるなぁ」と感じるのなら、離婚してしまうのが1番だと思います。
子どもが小さいとなかなか踏ん切りがつかないのでしょうが、小学校高学年ぐらいになっているのであれば考えてみてもいいと思います。
子どもって大人が思うよりも繊細で敏感です。夫婦仲が悪いのもかなりの確率で感じ取ってます。両親として機能していない状態で見せかけの家族を演じるよりも、離婚してスッキリとした状態で接してあげるほうが、結果として子どものためになるような気がします。
子どもが小さいとなかなか踏ん切りがつかないのでしょうが、小学校高学年ぐらいになっているのであれば考えてみてもいいと思います。
子どもって大人が思うよりも繊細で敏感です。夫婦仲が悪いのもかなりの確率で感じ取ってます。両親として機能していない状態で見せかけの家族を演じるよりも、離婚してスッキリとした状態で接してあげるほうが、結果として子どものためになるような気がします。
3-2 仮面夫婦を続ける
よくあるパターンです。
子どもへの影響や経済的な不安、世間体など、離婚して1人になってからの人生を考えると不安になってしまい、「離婚するよりは」の考えでズルズルと婚姻生活を続けるような辛い状態です。
でも、子どものことを考えるのなら仮面夫婦はやめたほうがいいと思います。前述したように、子どもってかなり敏感です。仮面夫婦を続けることで
・両親の仲が悪いのは自分のせいかもと勘違いする
・両親の機嫌を伺うようになってしまう
・家の居心地が悪く、家に帰りたがらなくなる
なんてことになるかもしれません。
世間体なんて、今の時代に気にする方がおかしいです。3組に1組が離婚するって言われているんですから、バツ1なんて全然平気です。バツ2以上はちょっと問題かもですが…。
経済的な問題だけは早めに対処しましょう。子どもの生活も含めて、なんとか自活できるだけの収入を確保できる仕事を見つけるようにしましょう。
子どもへの影響や経済的な不安、世間体など、離婚して1人になってからの人生を考えると不安になってしまい、「離婚するよりは」の考えでズルズルと婚姻生活を続けるような辛い状態です。
でも、子どものことを考えるのなら仮面夫婦はやめたほうがいいと思います。前述したように、子どもってかなり敏感です。仮面夫婦を続けることで
・両親の仲が悪いのは自分のせいかもと勘違いする
・両親の機嫌を伺うようになってしまう
・家の居心地が悪く、家に帰りたがらなくなる
なんてことになるかもしれません。
世間体なんて、今の時代に気にする方がおかしいです。3組に1組が離婚するって言われているんですから、バツ1なんて全然平気です。バツ2以上はちょっと問題かもですが…。
経済的な問題だけは早めに対処しましょう。子どもの生活も含めて、なんとか自活できるだけの収入を確保できる仕事を見つけるようにしましょう。
3-3 夫婦関係を修復する努力をする
4. 男性に送る、離婚に向けての心構え
離婚を推奨する気はないのですが、ムリに結婚生活を継続する必要もないと思っています。
いざ離婚をしてから困らないように、今のうちから心掛けておいたほうがいいと思うことを書いていきます。
いざ離婚をしてから困らないように、今のうちから心掛けておいたほうがいいと思うことを書いていきます。
4-1 ご飯を作れるようになりましょう
比較的しっかりとした収入のある一人暮らしの20代、30代の独身男性で「自炊はコスパ、タイパが悪いから、食事は全部外食で済ましてる」って人、いませんか?
40代、50代になってそんな生活してたら死にますよ。
テレビに出て料理してる人みたいな非現実的な料理をする必要はなく、焼きそば、チャーハン、野菜炒めなどなど、なんでもいいのでご飯は作れるようになっておいた方がいいです。
離婚を回避して夫婦仲を修復するのにも役立つかもしれません。
見栄えのするステキな料理って、彼氏が時々作ってくれる分には喜ばれると思うのですが、結婚して旦那が作る料理としては、恐らく奥さんからの人気はあまりないのではと。
それよりも、冷蔵庫の残り物で適当に作ってくれる旦那の方が喜ばれると思います。女性ってやっぱり力がないので、炒め物とか苦手な人が多いと思うんです。ちゃちゃっと適当に作って「美味しくはないかもしれないけど、不味くはないと思うよ」レベルの料理で十分です。作れるようになっておきましょう。
そして、料理よりも大事なのは後片付けです。鍋やフライパン、お皿などもちゃんと洗いましょう。作るだけではなく、後片付けまで含めてが料理です。めんどくさがらずに最後までやる癖をつけましょう。
40代、50代になってそんな生活してたら死にますよ。
テレビに出て料理してる人みたいな非現実的な料理をする必要はなく、焼きそば、チャーハン、野菜炒めなどなど、なんでもいいのでご飯は作れるようになっておいた方がいいです。
離婚を回避して夫婦仲を修復するのにも役立つかもしれません。
見栄えのするステキな料理って、彼氏が時々作ってくれる分には喜ばれると思うのですが、結婚して旦那が作る料理としては、恐らく奥さんからの人気はあまりないのではと。
それよりも、冷蔵庫の残り物で適当に作ってくれる旦那の方が喜ばれると思います。女性ってやっぱり力がないので、炒め物とか苦手な人が多いと思うんです。ちゃちゃっと適当に作って「美味しくはないかもしれないけど、不味くはないと思うよ」レベルの料理で十分です。作れるようになっておきましょう。
そして、料理よりも大事なのは後片付けです。鍋やフライパン、お皿などもちゃんと洗いましょう。作るだけではなく、後片付けまで含めてが料理です。めんどくさがらずに最後までやる癖をつけましょう。
4-2 掃除や洗濯も大事です
料理だけでなく、掃除や洗濯もできるようになっておきましょう。
「男やもめに蛆がわく」って懐かしい言葉もあるように、男の1人暮らしの部屋は大抵荒れます。20代前半ぐらいの若者であれば許されるかもしれませんが、40代、50代の中年オヤジの部屋が荒れているのは最悪です。新しい彼女もできなくなります。
「男やもめに蛆がわく」って懐かしい言葉もあるように、男の1人暮らしの部屋は大抵荒れます。20代前半ぐらいの若者であれば許されるかもしれませんが、40代、50代の中年オヤジの部屋が荒れているのは最悪です。新しい彼女もできなくなります。
4-3 お酒は減らしていきましょう
まとめ
「終わってる夫婦関係を修復するには」とか「夫婦関係を再生するには」とか、いろいろなブログに書いてありますが、修復したり再生できたりするような夫婦関係なら、そもそも終わったりはしないと思います。
「終わったなぁ」と思うような状況になってしまったのなら、ムリに修復することを考えるのではなく、現状を維持する、もしくは離婚を考えるなどをした方が精神衛生上いいと思います。
なにか愚痴を言いたくなった時にはメールでも電話でもください。少しは憂さ晴らしのお手伝いをさせていただきます。
「終わったなぁ」と思うような状況になってしまったのなら、ムリに修復することを考えるのではなく、現状を維持する、もしくは離婚を考えるなどをした方が精神衛生上いいと思います。
なにか愚痴を言いたくなった時にはメールでも電話でもください。少しは憂さ晴らしのお手伝いをさせていただきます。