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「家は一生に一度の買い物」は今の時代に合っているのか?ライフステージから再考

「家は一生に一度の買い物だから慎重に」─まさに耳にタコです。しかし、夫婦2人暮らしから子育て期、子どもの独立などで人生のステージは大きく変化し、さらに平均寿命は80歳を超え、30代で家を買えば50年以上その家と付き合う時代に、昭和の価値観である「家は一生に一度の買い物」は、今の時代にも本当に合っているのでしょうか。今回は昭和の価値観である「家は一生に一度の買い物」を再考してみたいと思います。

1. 思い至った理由

不動産の仕事をしていると、まさに耳にタコ状態の「家は一生に一度の買い物だから慎重に考えないと」のセリフ。ハッキリ言って聞き飽きました。

安い買い物ではないので慎重になるのは当然ですし、思いつきやその場の勢いだけで買っていいものではないのは確かです。

ですが、ご自身の買い物履歴を振り返ってみたときに、「これは一生ものだから」のセリフを言って買ったものの中で、本当に一生モノとして今も使い続けているものがどれほどありますか?

そもそも、一生を添い遂げるとの誓いをたてながらも、統計上は3組に1組が離婚する時代に、「生涯において唯一無二の家」なんて存在するわけないと思いませんか?

そう考えた時に、自分自身の中では「昭和の遺物」となっている、この「家は一生に一度の買い物」の考えが、皆さんの家の購入や売却を難しくしている原因ではと思った至ったしだいです。

異論は色々とあるでしょうが、「こんな考え方もあるかもなぁ」ぐらいの軽い気持ちでご一読いただければと思います。

2. 「家は一生に一度」という考えの正体

昭和の高度成長期に生まれたであろう、「家は一生に一度の買い物」という言葉。令和になった今も当たり前のように使われています。

しかし、この考え方は、どのような時代背景の中で生まれ、なぜ定着したのか。不思議に思ったり、考えて見たりしたことはありますか?

まずはこの価値観の成り立ちを整理し、今の時代の価値観とのギャップを主観100%で考えてみます。

2-1 昭和の住宅事情と持ち家信仰

太平洋戦争が終結し、戦後の焼け野原からの奇跡の復興を遂げた日本の高度成長期。「いざなぎ景気」って言うらしいですね。経済成長率が年率10%だったらしいですわ。まさに化け物景気です。

田中角栄さんの「日本列島改造論」ってヤツが発表されたのもこの時期らしいです。

こんな、明るい未来に向けての希望に溢れていた昭和の時代は、終身雇用と年功序列が前提の社会で、55歳から60歳で定年を迎え、潤沢な年金を受給しならが、70歳まで生きたら長生きと言われたような時代です。

そんな時代であれば、家なんて生涯に一度買えば十分な話しで、住宅ローン自体も「定年までには払い終える」のが当然の考え方。家を買ってしまえば、老後は年金をもらいながら悠々自適に暮らしていけるという「持ち家信仰」が生まれるのもあたりまえで、「家は一生に一度の買い物」という考え方も極めて合理的だったと言えます。

2-2 なぜ「失敗できない買い物」になったのか

不動産の価格がバカみたいに高騰した「バブル景気」。「明日には値上がりして買えなくなっちゃうから」ぐらいの勢いでみんなが不動産を買い漁ってたような時代らしいです。このころの住宅ローンの金利は8~9%ぐらいだったと記憶してます。

その後にバブルが弾けて「失われた10年」に突入。みんな家を買うような精神状態ではなかったんでしょうね。

ダラダラと不景気が続き、第一次安倍政権のころが「いざなみ景気」らしいです。戦後の高度成長期「いざなぎ景気」を超える、日本で最長期間の景気拡大期らしいのですが、まったく好景気を実感できなかったのは僕だけではないはずです。

「いざなみ景気」がリーマンショックで吹っ飛び、またまた長期に渡る不景気期間。東京オリンピック開催にからんでの不動産価格の高騰を経ての今に至ります。

こうやって振り返ってみると、「家の値段」って景気の動向によっての浮き沈みが激しく、一般庶民が家を買う際には「この家に一生住み続けることができるのか」を重視するのも致し方ない部分もあるのでしょうね。

2-3 令和の時代に当てはめてしまうと

「家は高い買い物だから慎重に」の考え方には賛同しますが、「一生に一度の買い物」の考え方には疑問符です。

なぜなら、この言葉が生まれた昭和の時代とは、働き方や家族に関しての考え方が大きく変わってきているからです。

「お父さんは仕事ばっかりで家には全然いない」「転勤が決まったら家族を残して単身赴任があたりまえ」「男は仕事、女は家事・子育て」。こんな昭和の価値観はすでに過去の遺物で、会社としても家族としても成り立つ考え方ではないですよね。

それなのに、家を買うことに関してだけは昭和の価値観を引きずり続けていることが、いざという時に決断することが難しくなっている原因なのではないでしょうか。

3. 家は家族が暮らすための場所

家は大切な財産ではありますが、同時に家族が安心・快適に暮らしていくための場所でもあります。

結婚、出産、子どもの成長と独立など、家族として「家に求める条件」はライフステージの変化によって大きく変化します。であるならば、「生涯を一つの家でカバーする」という考え自体に無理があるのではないでしょうか。

3-1 夫婦2人暮らしに最適な住まい

結婚直後や子どもがいない時期の家に求められる条件としては、「利便性」を重視する人が多いのではないでしょうか。

職場へのアクセスや自宅周辺においての買い物施設などの充実度を優先する人も多く、「広さ」よりも「立地」を重視するケースの方が多いように見受けられます。

この時期の「家族にとって最適な住まい」と、将来を見据えた「一生の家」の条件は必ずしも一致することはないと思います。

3-2 子育て期の家に求められる条件

子どもが生まれると、子どもの人数に応じた間取りや広さ、学区、買い物施設だけではなく公園や医院などを含めた周辺環境を重視することになります。

子どもの安全性や教育環境を優先することで、街中のお部屋よりも郊外のお部屋を選択することも多くなり、結果的に会社からは遠くなり通勤時間が長くなることもあります。

こうして考えると、夫婦2人にとっては快適で最適だった家が、子育て期には不向きになるケースは少なくありません。

3-3 子どもが独立した2回目の夫婦2人暮らし

子どもが独立し夫婦2人での暮らしに戻ると、子どもを含めた家族全員が快適に暮らすことを目的とした「広すぎる家」の管理や維持は負担になってきます。

階段の昇り降りが大変な一戸建ての2階の部屋や、マンションであれば子供部屋として使っていたような北側の部屋など、使わない部屋が知らず知らずのうちに物置スペースとなり、掃除や修繕の手間だけが残ることもあります。

「家族みんなが快適に」と考えた家が、「負担が多い家」に変わる現実はけっして珍しいことではありません。

4. 平均寿命の伸びも大きな原因に

現代の日本では平均寿命が大きく伸びていて、「人生100年時代」とも言われるようになってきています。

これは、「70歳まで生きていたら長生き」だった昭和の時代よりも、家を購入してからの「住居期間」が長期化していることを意味します。この平均寿命の伸びは、住宅購入の考え方にも大きな影響を与えています。

4-1 30代で購入=50年以上は住む時代

「家は一生に一度の買い物」の考え方に固執するのであれば、30代で家を購入した人は、その家に70代・80代まで住み続け、場合によっては50年以上もその家に住み続けることになります。これは、昭和の時代よりもはるかに長い期間です。

住み続ける期間が長くなれば、当然ですがその間に建物の老朽化や設備の故障なども避けられない状態になることを理解しておく必要があります。

4-2 建物は永遠ではない

どれほど丁寧に使っても、どれだけ適切に維持・管理をしたとしても、建物は経年劣化します。

耐震基準や住宅の性能評価、水廻りなどの住宅設備も時代とともに更新され、どれだけ家を買う時に「一生住める家」を前提にしたとしても、時代の移り変わりに抗うことはできません。

むしろ、「家は一生に一度の買い物」の考えに固執するのではなく、適切なタイミングで住み替える視点のほうが合理的な場合も多くあります。

4-3 長く住むほど家には柔軟性が重要になる

これからの日本の高齢社会における「家」には柔軟性が求められます。

階段の上り下りが負担になる、部屋のちょっとした段差で躓くようになるなどの「家としての物理的な不具合」。

スーパーなどの買い物施設はあれども、かかりつけ医になるような医院がないなど。年齢に応じて求める周辺環境が合わなくなるなどの「環境の不具合」。

どう考えても、「一生に一度の買い物」ですべてを解決しようとするにはムリがあるのではないでしょうか。

5. 「一生に一度」が購入を難しくする理由

「家を買おう!」と思っても実際には家を買うことができない人の多くには、資金面の問題ではなく共通する思考があります。それは、「一生に一度」という強い思い込みです。

5-1 「完璧な家」を求めすぎる思い

「一生に一度だから失敗できない」という意識が強いほど、家に求める条件を詰め込みすぎてしまいます。

その結果、どんな家を見ても「ここがダメ」「ここもダメ」「ここは、この間の家の方が良かった」などと、家の良い面ではなく悪い面だけを見る「粗探し」をしてしまいます。

ないものねだりの「100%理想の家」を求めてしまえば、どんな家を見たとしても「アラ」が先に目につくことになり、結果として「いつまでも買えない」ケースが増えてきます。

5-2 不安が不安を呼ぶ悪循環

「この選択で本当にいいのか」という不安が強まるほど情報収集は過剰になります。そして、その情報収集は得てして自分自身にとって都合のいい「答え合わせ」になってしまいます。

購入に対して後ろ向きの時や不安を抱えた時にネットを使って検索をすると、検索ワード自体がネガティブなワードになりがちで、結果として出てくる情報は「買わない方がいいんじゃない」の情報に偏ってしまいます。

友人・知人、親や兄弟に聞いたとしても、購入後の責任を取りたくないがために、せいぜいが「もっとよく考えた方がいいんじゃない」程度の答えしか返ってはこないでしょう。

結果、ネットからの情報も、人からのアドバイスも購入に対してはネガティブなものしか集まらないため、「よく考えます…」の段階から進むことはなくなります。いったい何をどうやって考える事やらです。

5-3 購入時期を逃すリスク

迷いに迷い続けた結果として、住宅価格や金利の上昇に直面し、「あの時買っておけばよかった」と後悔する人も少なくありません。

実家暮らしや、親の持ち家にタダで住まわせてもらっている場合を除けば、家を買わなかったとしても家賃としてのコストは掛かります。

どうですか?あなたは毎月いくらの家賃を払っていますか?家族3人・4人で暮らせるような部屋であれば、年間で100万前後の家賃を払っているのではないですか?エリアによっては200万近くになる人もいるのでは。

「この家にしようかな」と悩めるぐらいの家に巡り合える確率はどれぐらいでしょう。「一生に一度」という考えが強ければ強いほど、そんな家に巡り合える確率は低くなるのではないですか。

次の巡り合いが1年後だったとすると、家賃として100万をドブにすてたことになります。

1年間の間に体長を崩してしまい、団信の告知に引っかかるような体調になってしまったとしたらどうしますか。

道を歩いていたり、車を運転している時に、信号無視した車や年寄りのプリウス爆弾に遭遇してしまったらどうしますか。

「一生に一度」の考えは、あなたが思う以上にあなたの選択肢を狭め、色々なリスクを高めていることに気づいてください。

6. 令和の時代に合った家に対しての考え方

では、令和の時代にふさわしい家の購入とはどのような考え方なのでしょうか。僕が考えるキーワードは「一生に一度」ではなく「ライフステージに合わせる」です。

6-1 住み替えを前提に考える

「一生に一度」ではなく、「1回は住み替える」と考えてみるのはどうでしょう。

「家は3回建てないと満足するものは建てられない」の諺もあります。よく聞く諺なのですが、以前に実際に3回建てたお客さんにお会いすることがありました。

そのお客さん聞いてみたら、「人間には「欲」があるし、次から次へといい商品が発売されるから、何回建てても満足する家なんて建てられないよ」と言われた言葉が印象的で、なるほどなぁと思いました。

実際に3回も4回も住み替えることはなかなか難しく非現実的な話しにはなってしまいますが、1つの家に40年、50年と住み続けることを考えることも心理的な負担も大きくなるでしょう。

であれば、結婚して子どもができ、その子どもが独立するまでの20年~30年を暮らす家を探し、その後はその後でその時に考えるとの考え方はどうですか。

高温多湿の日本において、木造住宅に50年住み続けることはほぼほぼ不可能です。

どうせ20年~25年も住んでいれば、戸建てであろうがマンションであろうがリフォームを考える時期には差し掛かります。

だったら、そのタイミングで夫婦2人で暮らすのに適した家に住み替える方が合理的ではないでしょうか。

そうやって考えてみれば、最初の家に求める条件もかなり緩くなり、心理的な負担や金銭面での不安も少なくなるような気がします。

6-2 家は目的ではなく手段

家は大切な資産であるとともに、家族の生活を支えるための道具でもあります。

「一生住めるか」ではなく、「今の自分たち家族の暮らしに合っているか」で判断することで選択はシンプルになり、実際の行動に移しやすくなります。

6-3 自分のライフステージで判断する

家の購入において大切なのは、「家は一生に一度の買い物」といった昭和の価値観でも、世間一般における正解でもなく、自分たち家族においての人生設計です。

「人の成長とともに求めるものが変わる」という当たり前の考え方と、家族みんなのライフステージの変化を前提に、家に対しての考え方を柔軟にすることが後悔しない家の購入につながります。

7. 家の資産価値向上にもつながるはず

住み替え前提で家を買うことで、家の資産価値も向上するはずです。

7-1 「一生に一度」にはリセールの考えが無い

「家は一生に一度の買い物」の考えでは、本当の意味での資産価値(リセール)は生まれないと思います。なぜなら、その家は「売ることを考えていない」からです。

7-2 たとえば車で考えてみる

リセールを考える身近な商品として車があって、車に対しての考え方も大きく2パターンに分かれると思います。

 中古車派の人 車は道具。そんなにお金をかけず、壊れないように最低限のメンテナンスだけすればいい。壊れるまで乗る、もしくは買い替える時に多少なりとも下取り額が付けばラッキー。

 新車派の人 車は大切な資産。5年後、7年後の乗り換え時に少しでも高く査定してもらえるように、洗車をしっかり、ボディや内装にもキズを付けないように、過走行にならないようにも気を付ける。

中古車に乗っている人の中にも、当然ですがキレイに乗っている人もたくさんいます。ですが、「どうせ乗り潰すから洗車とかめんどくさいことはしたくない」と考え、ザツに扱っている人もたくさんいます。

一方で、新車に乗っている人、特に最近の「残クレ」でレンタルしている人たちはキレイに乗っていますね。

キレイに乗っている理由としては、「車を返却する時の査定でマイナス査定をされないように」でしょう。言い換えてみれば「リセール」が悪くならないようにです。

聞くところによると返却時の査定はエグイらしく、かなり恣意的なものもあるようです。キズ1つでマイナス〇円。内装のキズや臭い、汚れでマイナス〇円。過走行〇kmにつきマイナス〇円。洗車やワックスがけを怠った結果のボディの色あせなんかあったらどれだけのマイナス査定になるんでしょうね。

でも、そうやってリセールを考えて手入れをした結果として大きなマイナス査定をされなかった車は、いい値段で中古車として再販売されることになります。

リセールを考えてしっかりと手入れをする。車においての乗り換えは、家においての住み替えと同等の行為だと思います。

7-3 日本には汚い家が多い

日本人はなんでも新品が好きな国民性なのか、どんな商品でもユーズドよりも新品の方が人気があります。

その中でも不動産は特に新築を好む傾向が強く、「戸建ては20年経ったら建物の価値はゼロ」なんてのはよく聞く言葉です。

これはどうしてなんでしょうね。

確かに、高温多湿の日本においての木造住宅は耐久性においては劣ると思います。ですが、それ以上に価値を貶めているのは、「見た目の悪さ」だと思うんです。

世の中には手入れをしていない家があまりにも多すぎるんです。

これは、「一生に一度の買い物」=「売ることは考えていない」からではないでしょうか。

先ほど車を例にお話しをしましたが、まさにリセールを考えないから手入れをしないんでしょうね。

外壁は色が褪せてしまってみすぼらしい。庭の植栽も伸び放題で隣地や道路に越境している。庭の片隅にはゴミ?が置きっぱなし。数え上げたらキリがないぐらい、見た目に汚い家が町中に溢れてます。

いくら車は道具だからと考える人でも、あまりにも汚らしい車であれば、「これは買ってすぐに壊れるんじゃないか」と怪しんで買わないでしょう。

同じように、汚らしい外観や庭の家を「安いから買おう」と考える人も皆無だと思います。

マンションでも同じことです。査定や案内に言った際に、ゴミ?荷物?よく分からないモノが室内に溢れている家をたくさん見てきました。

ハッキリ言って僕自身が家の中に入るのを躊躇するような家です。そんな家、誰が買おうと思います?

「家は一生に一度の買い物」の考えから脱却して、「家は必要に応じて住み替えるもの」の考えに変わっていけば、必然的に家をキレイに使う人も増えてくると思います。

そうなれば、不動産の価格が暴騰している今のような時代であれば、「ムリをして新築を買わず、程度のいい中古を買おうか」と考える人も増えてくるはずです。

「いつか売るその時のために」ちゃんと手入れをしてきた家を、「キレイに使ってる家ですね」と、適切な値段で買ってくれるようになれば、家の資産価値も向上するのではないでしょうか。

まとめ

つらつらと適当なことを書いてきましたが、「家は一生に一度の買い物」という昭和の古い考え、貧乏くさい考えが世の中から消え去ってくれればと思っているのは本心です。

3組に1組、言い換えれば33%の確率で離婚する時代に、1つの家に生涯住み続けることを考えるなんてムリがありますよ。

家を買うことを気楽に考える必要はないですが、今のように必要以上に難しく考えて身動きが取れなくなってしまう必要もないと思います。

「人生死ぬまで途中経過」です。やり直しの効かないことはそうそう起きないので、もう少し柔軟に家の売買を考えてくれればなぁと。

他人の家を借りて暮らすよりも、自分で買った家で暮らした方が楽しいですし、毎日の生活にも張り合いが出てくると思いますよ。



この記事を書いた人


 エイチ・コーポレーション 代表:林  裕 地


【経 歴】
住宅リフォームの営業を経て不動産売買仲介会社に転職。エイチ・コーポレーションを平成26年に開業。

結婚のタイミングで新築マンションを購入。その後の子育てや離婚、マンションの売却を経ての中古マンション購入など、実体験に基づいての様々なご提案ができます。

保有資格:宅地建物取引士/ファイナンシャルプランナー/福祉住環境コーディネーター など

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