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子持ち男が離婚を決めるタイミングとは?

結婚生活を続けるなかで、ふと頭をよぎる「離婚」。子どもがいると簡単にはいきませんが、それでもふとしたときに子持ちの男性でも離婚を決意します。どんな理由やタイミングで子持ちの男性は離婚を決めるのでしょう。難しい専門的な話しは弁護士系のブログに任せて、経験者ならではの考えを中心にしてつらつらと書き連ねていきます。

1. どんなタイミングで離婚を決意するのか

いろいろなブログで、いろいろな理由が書かれていますが、実際にどんな理由やタイミングで子持ちの男性は離婚を決意するのでしょう。

1-1 性格や価値観の不一致

まぁ、鉄板の理由です。一緒に暮らす時間が長くなればなるほど、考え方や価値観の相違は増えてくるし目にもとまります。

でも、結婚するまでは違う環境で育ってきた他人同士なので、価値観は違って当たり前だと思うんです。その価値観の違いをお互いに受け入れられるか、受け入れられないか。そこが問題なのではないでしょうか。

「痘痕も靨(あばたもえくぼ) 」ってことわざがあるように、好きな相手であれば、ある程度の欠点は長所としてとらえて受け入れられると思うんです。

結局のところ、「愛」とか「好き」って感情がなくなって、「キライ」っていうマイナスの感情が勝ってくることが離婚を決めるタイミングになるのかなと。

「キライ」にならず、「空気みたいな存在」とか「いても気にならない」みたいな関係になると、離婚には発展しないとのかもしれないですね。そんな存在になってしまったことが、いいのか悪いのかは別問題ですが…

1-2 相手の実家との折り合いが悪い

性格の不一致にもつながると思うのですが、相手の両親との折り合いが悪いのも離婚を考えるきっかけになると思います。

子どもは親を見て育つので、将来的にはどうしても親に似てきてしまうと思うんです。「蛙の子は蛙」ですね。

モノの考え方や立ち居振る舞いなど、相手の将来像が親になるわけです。盆や正月に相手の実家へ帰省するのがイヤになる理由も、義両親の立ち居振る舞いがイヤだからってことないですか?

ふとしたときに「こんな人になるのかなぁ」って考えて、それを受け入れられないとなると、「いつかは離婚するのかなぁ」と考えたりすることもあるかと思います。

1-3 セックスレス

これは難しいですよねぇ。男女問わず、セックスに淡白な人っていますからね。「するから好き、しないからキライ」って単純な問題でもないですし。

お互いの感覚ですかね?お互いが「しなくても平気」ならそれでいいですし、「私はしたいけど、あなたはしたくない」だと問題になりますよね。

1-4 不倫相手の方が大切になった

ドラマや映画、ブログなんかでは定番の理由なんですが、実際にはどうなんでしょう?

旦那さんが不倫して、それが原因で離婚したってパターンは、自分も含めて身近なところでは聞かないです。

奥さんが不倫して離婚を切り出されたってパターンは2・3人ありました。旦那さんの仕事が忙しく、不在がちのご夫婦でしたね。

旦那さんが家にいなくて寂しかったのか、単純に奥さんが遊び好きだったのかは分かりませんが、どちらにしても不倫相手とのセックスが理由にはなるんでしょうね。「性の不一致」は離婚に関しては大きな問題になるようです。

1-5 子どもの節目の年齢

小学校や中学校を卒業するタイミングなんかでありそうです。僕の場合は息子の小学校卒業のタイミングでしたね。

大学を卒業して社会人になったタイミングだと、奥さんから切り出す「熟年離婚」のケースが増えるような気がします。

どのタイミングでも、子どもがいる夫婦においては、子どもの成長の節目でいろいろな事が起きやすいです。

1-6 露骨なATM扱いが続いた

個人的には、男の人って単純で責任感のある人が多いと思ってます。「お金がないから結婚できない」ってアンケートに答える若い男性って多くないですか?

時代は変われど、なんだかんだ言って男の人って「結婚したら自分が家族を養っていくんだっ!」って考えてる人が多いと思うんです。家族のために働いて、給料を稼いでくるのが父親の務めだって考えですね。

言い換えれば、自ら家族のATMになる覚悟を持ってる感じです。

そんな覚悟を持っていたとしても、奥さんや子どもから露骨にATM扱いをされれば、やっぱり傷つきます。特に奥さんからやられると、時として殺意を抱くこともあります。

昔のCMで「亭主元気で留守がいい」ってありましたが、実際にそれを感じさせるような奥さんはダメだと思います。

2. 離婚を考えたら気を付ける行動

ここからは、実際に離婚をすることになったときに、少しでもスムーズに離婚ができるように、子持ち男性が離婚を考えたら気を付けたい行動を書いていきます。

2-1 浪費を避け、貯蓄に励む

スムーズに離婚をするためには、とにかくお金が物をいいます。

財産分与だけでなく、子どもが成人するまでの養育費も準備しなければなりません。

親権は…あきらめましょう。そこで奥さんと争っても十中八九勝ち目はありません。親権を手放したからと言って子供に会えなくなるわけではありません。

新しいパートナーを見つけて再婚するにもお金は必要です。今までの自分の生活を見つめなおして、貯蓄に励むようにしてください。

2-2 女性関係には気を付ける

浮気や不倫をしたければすればいいと思います。ただ、奥さんにバレないように気を付けてください。

大部分の女性は勘が鋭いです。「こいつ浮気してるな」とか「離婚を考えてるな」なんて気づかれると、非常に厄介です。

浮気の証拠を握られたら、離婚の際には慰謝料を請求されます。慰謝料の相場は100~300万ぐらいらしいですが、取られないに越したことはないですよね。

バレないようにする自信がないのであれば、浮気はしないほうがいいですよ。

2-3 身の回りのことは自分でできるように

料理、洗濯、掃除など身の回りのことは自分でできるようになりましょう。

昔の知り合いで「俺も離婚したいけど、洗濯するのがキライなんだよなぁ」って謎のセリフを吐いた人がいます。洗濯なんて洗濯機に洗剤いれてスイッチ押すだけなのに、そんな簡単なことができなくて離婚しないなんて、なんてかわいそうな人なんだって思った記憶があります。

離婚しなくても、ある日突然奥さんが病気やケガ、事故なので入院することもあるかもしれません。最低限の身の回りのことは自分でできるようになっておいた方が、いろいろと便利ですよ。

3. 離婚を切り出すタイミングは?

実際に離婚を決意したら、どんなタイミングで相手に伝えるのがいいのでしょう。

3-1 慰謝料案件は証拠がそろったら

不倫やDV、モラハラなど、相手に離婚原因があるのであれば、証拠がそろったタイミングで相手に伝えましょう。

証拠がそろう前に相手に離婚の意志を伝えると、証拠をそろえるのが難しくなる場合もあります。慰謝料を請求できる内容であれば、しっかりと請求できるように証拠をそろえてから相手に伝えるようにしましょう。

3-2 離婚希望の半年以上前に

協議離婚であれば離婚届を役所に提出すれば離婚は成立します。

ですが、離婚のための財産分与や養育費などの話し合いは一朝一夕に片付くものではありません。お互いが納得できる条件で離婚を成立させるためにも、離婚したい時期が決まっているのであれば、その半年以上前には相手に伝えて、しっかりと条件を話し合うようにしてください。

3-3 弁護士への相談は最終手段

世の中の離婚の約9割は「協議離婚」のようです。

【参照】令和4年度「離婚に関する統計」の概況 - 厚生労働省

「離婚・財産分与」「離婚・タイミング」等々の検索ワードで検索をすると「スムーズな離婚交渉は弁護士にお任せ」的なブログにたどり着くと思います。

DVが酷かったり、相手がまったく話し合いに応じない、財産分与で歩み寄ることができないなどの理由であれば致し方ないのですが、最初から弁護士に依頼するのもどうかと思います。

弁護士も仕事ですからね、当然タダでは仕事はしてくれません。少なくとも20~30万ぐらいの費用は必要になるみたいです。

身近に離婚経験者がいるのであれば相談を、いないのであればネット情報を参考にしながらでも、まずは「協議」をしてみることを優先してみてはいかがでしょうか。

まとめ

弁護士系のブログとは違った角度で「子持ち男が離婚を決めるタイミング」に関して書いてきました。

離婚を決める理由やタイミングは夫婦それぞれで違いますが、初めて経験する方がほとんどだと思います。不安になったり聞きたいことがありましたらお気軽にお問い合わせください。

不動産の売却が絡まない場合でも、経験者としてのお手伝いをさせていただきます。



この記事を書いた人


 エイチ・コーポレーション 代表:林  裕 地


【経 歴】
住宅リフォームの営業を経て不動産売買仲介会社に転職。エイチ・コーポレーションを平成26年に開業。

結婚のタイミングで新築マンションを購入。その後の子育てや離婚、マンションの売却を経ての中古マンション購入など、実体験に基づいての様々なご提案ができます。

保有資格:宅地建物取引士/ファイナンシャルプランナー/福祉住環境コーディネーター など

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