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男なら家庭内別居や別居よりもスパッと離婚したほうがメリットが多い理由は

「離婚するよりは…」「子どものことが…」などの理由で、離婚せず家庭内別居や別居を続ける男性は少なくありません。しかし、その状態を維持することが本当に最善の選択でしょうか?離婚には負担が伴いますが、多くのメリットがあるのも事実です。今回は、男性が家庭内別居や別居よりも離婚したほうが得られる利点について解説していきます。

1. 精神的なストレスからの解放

家庭内別居や別居を続ける事には常に緊張感が伴い、想像以上に精神的な負担が大きいものです。離婚することでこれらのストレスからも解放され、心の安定や平穏な日常を手にすることができます。

1-1 離婚による精神的負担の軽減

一見すると家庭内別居や別居は自由で快適に思えるかもしれませんが、実際にその状態になってみると想像以上にストレスを抱えることになります。

特に家庭内別居の状態では、離婚をしたいと思うような相手と同じ空間で生活を続けることにより、ストレスを感じることが増え、精神的にも消耗します。

「離婚するまでもないのでは」と、夫婦関係の問題を整理し解決するために暫定的に行ったとしても、溜まり続けるストレスに耐え切れず、結果として離婚に至るケースも多く見られます。

スパっと離婚を選ぶことで、不必要な衝突や感情のもつれから解放され、心の平穏を取り戻すことができます。

1-2 新しい人生への前向きなスタート

離婚を経験した男性の多くが(恐らく女性もそうだとは思いますが)「もっと早く離婚すればよかった」と語ります。

新しい環境で自分自身をリセットし、より良い人生をスタートできるチャンスと考えれば、離婚は決して後ろ向きな決断ではないと思います。

2. 夫婦関係が続くことでのリスク

「あいつとは終わってるから」「もう何年も話しをしていない」など、自分達夫婦がいかに冷え切っているかを語る人もいますが、離婚をしていないのであれば、どんな状態であっても夫婦です。

夫婦であれば、お互いに対して様々な責任やリスクが発生します。

2-1 「こんひ」をなめると大変なことに

民法の第752条には、「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない」と規定されています。

お互いに協力し扶助するということは、たとえ別居をしたとしても、自分と同等の暮らしぶりをさせなければならないことになります。

そのため、離婚に向けた話し合いをしている、離婚を前提として別居しているとしても、互いの生活を保持する義務があり、婚姻を継続している間は、収入の多い方が、少ない方に対して金銭を支払うことになります。これを「婚姻費用」といいます。

例えば、別居をする場合に、男性が家を出て、自宅には奥さんと子どもが残るパターンが多いと思います。

離婚したのであれば子どもに対しての養育費を支払うだけですが、別居の場合は奥さんの生活費も支払わなければいけません。しかも、自分と同等の生活ができるだけの金額です。

「なんで嫁の生活費までっ!」と言ってもしかたありません。なんせ夫婦なんですから。相互扶助の義務があります。裁判に訴えられたら負けます。

おおよその目安として、婚姻費用には以下のものが含まれます。

・食費や光熱費、被服費などの生活費
・家賃など、住宅の維持に必要となる居住費
・常識的な範囲内での交際費や娯楽費
・当然ですが、子どもの養育費

簡単に言ってしまえば、自分を生活を維持しながら、別の家族を養う必要があるわけです。毎月2家族分のお金が必要になってきます。

あなたは何ヶ月持ちこたえることができますか?

2-2 浮気もダメですよ

現在進行中であったり、離婚後の新生活に向けての活動であったり。理由はどうであっても、離婚していない状態での「浮気」は様々なリスクにつながります。

たいていの男はバカですし、たいていの女性は勘がいいです。結果として浮気がばれるのは圧倒的に男性が多いです。

離婚していれば「自由恋愛」だったものが、離婚していなければ「浮気」となり、離婚をする際には慰謝料を請求される事案になってしまいます。

ここでもやっぱりスパッと離婚してしまった方がいいのではないかと思います。

2-3 自宅の価値が下がる

マンション、一戸建てを問わず、賃貸ではなく分譲に住んでいる場合、築年数が経つにつれて売却価格は下がっていきます。

ローンを払いながら、婚姻費用として相手の分の家賃を払い続けるのも大変ですし、いざ離婚が決まって財産分与のために自宅を売却しようとしても、思ったよりも安い金額でしか売れない状況になってしまうかもしれません。

離婚を決めた際に、「ローンは払い続けるから、この家にはお前と子どもたちが住み続ければいい」と男前のセリフを言ってもいいのですが(住宅ローンが残った家に離婚後も妻が住むための方法は)、現実はそんなに甘いものではないです。遅かれ早かれ破綻するのがオチです。

ここでもやっぱりスパッと離婚してしまった方がいいのではないかと思います。

3. 子どもにはどちらがいいのか

「やっぱり両親がそろっていないと」とか「子どもに寂しい思いをさせたくない」とかの理由で、離婚をせずに家庭内別居、仮面夫婦を続ける夫婦もいるかもしれません。

はたして、不仲で話しもロクにしない両親と一緒に暮らすことが子どもにとって幸せなのでしょうか。

3-1 両親の不仲を感じるリスク

夫婦の仲がどうなっているのかは他人からは窺い知れませんが、一緒に暮らしている子どもは敏感に感じ取っていると思います。

離婚を考えつつも、家庭内別居をしている夫婦の特徴として見受けられるものとしては

・顔を合わせないように生活時間帯をズラす
・夫(妻)が何をしているか分からない、興味がない
・食事を一緒に食べない

こんな感じではないでしょうか。
「終わってる夫婦の特徴」的なブログが面白かった件

両親がこんな態度を取っていたら、よほど小さな子どもでなければ、「あっ、お父さんとお母さんの仲って悪いんだな」って気づきますよ。

結果として、両親の様子を伺いながら生活をしていくわけですから、果たしてそれが健全かと聞かれれば疑問です。

3-2 離婚した方がお互いラクでは

男親の場合、「離婚したら親権取られて子どもに会えなくなっちゃう」なんて考えてる人がいるかもしれませんが、そんな心配はいらないでしょう。

ひょっとすると、幼稚園や小学生などの幼少期には可能性があるかもしれませんが、中学生以上になれば、仮に母親が「会うなっ!」と言ったとしても、本人に会う気があればなんとでもなりますよ。

それよりも、家庭内別居や仮面夫婦を続けてギスギスした家庭環境で生活を続けさせる方が、子どもにとってのストレス度合いは高いと思います。

嫁とはスパッと離婚して他人になり、子どもとは会える時に会って、ご飯を食べに行ったり、お小遣いをあげたり。そんな付き合い方の方が親子ともどもラクなのではないでしょうか。あくまでも僕の個人的な考えですが。【参照】子どもがいる男が離婚を決断した理由とは

4. 自由で新しい生活と人間関係

家庭内別居や別居のままではホントの意味での新しい人生をスタートさせることはできません。

離婚をして1人になることで、自由で新しい生活と人間関係を築くことができます。

4-1 ストレスのない生活

ストレスは減ると思います。なぜなら、「キライな嫁」の顔を見なくてもよくなるからです。

それだけで毎日の暮らしが随分とラクになります。

ただ、炊事洗濯ができない人、苦手な人は、新たなストレスが生まれるかもですね。

でも、1人暮らしであれば考え方しだいです。

洗濯も毎日しなければいけないわけではありません。

ご飯を作るのに失敗しても、誰にも怒られたり嫌味を言われることもありません。「美味しくないなぁ」と思いながら自分が食べればいいだけです。ただ、美味しく作れても誰も褒めてはくれませんけどね。

掃除も毎日でなくても死にはしません。靴下を裏返しに脱いだり、パンツを2日続けて履いても怒られません。臭って周りの人に迷惑を掛けなければOKです。

新生活におけるどんなストレスも、嫌いな嫁と暮らし続けるストレスと比べればたいしたことではないですよ。

4-2 新しい出会いがあるかも

離婚という、ある意味人生においての失敗を経験したからこそ見えてくるものもあります。

自分にはどんな人が良きパートナーになるのか。自分自身も何を気を付けなければいけないのか。

せっかっくの2度目の独身生活です。焦らずに今度こそはのパートナーを探してみてはどうでしょう。

5. 別居ではなく離婚に向けての準備を

ここまで読んでみて「やっぱり別居するぐらいなら離婚かなぁ」と思われた方。少しでもスムーズに離婚するための準備を始めてみませんか。

5-1 財産分与では男気を

離婚後の新生活のためにも財産分与は大切です。

ですが、ここで杓子定規に「五分五分の折半」にこだわりすぎると、まとまる話しもまとまらなくなります。ある程度は嫁側に花を持たせる感じでまとめる方がいいと思います。

それよりも気を付けて欲しいのが「へそくり」です。たいていの奥さんは「へそくり」を作っていると思ってください。離婚を匂わせない早めの段階から「へそくり」をしているかどうかを探っておいたほうがいいですよ。

5-2 自宅の売却では欲張りすぎない

財産分与のために自宅を売却する人もいるでしょう。

その場合にも、少しでも高く売ろうとしすぎて、相場を無視した金額で売却をスタートするのは禁物です。

とくに最近は「一括査定サイト」を利用する人が多くなり、媒介契約を取るために不動産会社の査定額も高くなってきています。

「売れる金額」と「売りたい金額」はまったくの別物で、「売れた金額」が相場です。

くれぐれも「弊社にまかせていただければこの金額で」のセールストークには騙されないようにしてください。【参照】失敗せずに一括査定サイトを利用するための5つのポイント

5-3 家事はできたほうがいいですよ

離婚ではなく別居になったとしてもですが、やっぱり家事は出来ないよりは出来た方がいいです。

食生活や生活の乱れは他人から見ても分かりますし、「だらしない1人暮らしの中年オヤジ」と見られるよりは、「小奇麗に暮らしている人」って見られた方が気分も良くないですか?

少しずつでもやっていきましょう。

まとめ

ダラダラと家庭内別居や別居を続けるよりも、スパッと離婚してしまうことで得られるメリットは多岐にわたります。

精神的なストレスの軽減、経済的安定、子どもへの良い影響、新たな人生の可能性など、離婚は決してネガティブな選択肢ではありません。

迷った時には連絡をください。経験者として実体験に基づいてのアドバイスをさせていただきます。




この記事を書いた人


 エイチ・コーポレーション 代表:林  裕 地


【経 歴】
住宅リフォームの営業を経て不動産売買仲介会社に転職。エイチ・コーポレーションを平成26年に開業。

結婚のタイミングで新築マンションを購入。その後の子育てや離婚、マンションの売却を経ての中古マンション購入など、実体験に基づいての様々なご提案ができます。

保有資格:宅地建物取引士/ファイナンシャルプランナー/福祉住環境コーディネーター など

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